伊深ごはん研究会による炊き出し
4月15日(土)11:30 – 13:00
伊深まちづくり協議会 伊深ごはん研究会による炊き出しを行います。
林 武史 / 石井 琢郎 / 宮原 嵩広 / 名倉 達了 /
「戯け(たわけ)」とは愚かな振る舞いやどこかふざけた様子をあらわす東海地方の方言で、ネガティブな物事を笑い飛ばすニュアンスを含みます。
私たちはこうした人の懐の深さ、人と人がつながり戯れることが、ポストコロナの時代のアートに必要とされる道標のひとつではないかと考えています。
約3年にわたる新型コロナ感染症の状況下 で、私たちは何に苦しみ、悩み、問題意識を持ち、そして何を学び未来へ進もうとしているのか、多くのアーティストが思案し、次なる展開を模索しています。
それは同じ時代を生きるすべての人に共通する日常的な想いではないでしょうか。
「戯け」をキーワードにして、社会が抱える問題から目をそらさず、距離を保ちながらも行動し、関係性を育むことで企画の実現を目指します。
展覧会場となる美濃加茂市旧櫻井邸は、大正5年から3年かけ施主:村長である櫻井福太郎によって建築された、木造瓦葺2階建、約380㎡に及ぶ、築100年を超えた建物であり、建物の特徴や凝った装飾彫刻(富士山と松、橋と舟)が施されており、登録はされていないものの登録有形文化財と同等の価値、要件を満たしている建物といわれています。
また、旧櫻井邸がある美濃加茂市伊深は小さい集落ながらも正眼寺をはじめとする多くの神社仏閣が存在し、歴史的に木曽・木曽川や中山道といった人が行き交う場所であったことが伺える地域です。
文化財と同等でありながら未登録なので、文化財では展開できないような、作品とその展開が期待できます。
林 武史 /石井 琢郎 /宮原 嵩広 /名倉 達了/
川島 大幸 /森山 泰地 /石川 洋樹
主催:東京藝術大学 彫刻科第二研究室
1956 岐阜市に生まれる
1982 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
1998-1999 文部省在外研究員としてパリに滞在
2021-22 林武史+松井紫朗「ちょうこくかんのらくがき」ARTCOURT Gallery(大阪)
2021 「さいたま国際芸術祭 美術と街めぐり事業 ー時のきざはしー」(埼玉)
2020 「林武史 石の記憶、泥の声」美濃加茂市民ミュージアム(岐阜)
2019 「彫刻/時間ー時をかけるかたち」東京藝術大学大学美術館陳列館(東京)
2018 「林武史 凸凹な石」東京画廊(東京)
2018 「ウェザーリポート」栃木県立美術館(栃木)
水田ー美濃加茂 / 2020
青い園 / 2018
1979 長崎に生まれる
2009 東京藝術大学大学院 博士後期課程彫刻研究領域 修了 博士 ( 美術 )
近作では、玉石の内側をくり抜く作品を展開すると同時に、石との関わりから思考する映像や写真イメージを用いた作品を模索。
物質とそこから見える世界から考える尺度とそれが表象する作品とその可能性を探る。
2021 さいたま国際芸術祭 市民プロジェクト「時のきざはし」(埼玉)
2017 肌理のつらなり/秋山画廊(東京)
2016 KAAT 突然ミュージアム 2016 / KAAT 神奈川芸術劇場(神奈川)
2015 Domein of Art #14「Reach into it」/さいたま市プラザノース ( 埼玉 )
2014 Rokko meets art /六甲山(兵庫)、など
Always moving / 2022
texture from inside / 2019
1982 埼玉県に生まれる
2012 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程 修了
オブジェクトに纏わりつくイメージを用い、存在の純粋性をテーマに彫刻、インスタレーション作品を発表。
2022 Art walk dojima,nakanoshima / Nakanoshima banks(大阪)
2021 ATAMI ART GRANT 2021 Color ATAMI /ニューアカオ(静岡)
2020 Sustainable Sculpture / KOMAGOME SOKO(東京)
2019 Tokunsteralem/ミュンスター芸術大学ギャラリー(ミュンスター)
2018 そとのあそび展 ~ピクニックからスケートボードまで~ /市原湖畔美術館(千葉)、など
https://www.miyaharatakahiro.com/
concrete concave / 2012
concrete convex / 2012
spatial domain / 2022
1984 愛知県に硯職人の6代目として生まれる。
2011 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2018-19年 在外研修員として英国に滞在(文化庁新進芸術家海外研修制度)
ものごとの関係によって生じる「余白」への興味から、そのあらたな質と形を求めて硯と彫刻の創作・研究を行う。
テーマは受け継がれる造形文化から日常の些細な出来事まで多岐にわたる。
2021 飽きと知性/旧門谷小学校(愛知)
2020 手の愉悦/静岡文化芸術大学ギャラリー(静岡)
2019 中今茶会/明治神宮隔雲邸(東京)
2019 Traveler/Edinburgh Sculpture Workshop(Scotland)
2018 SICF Winner Exhibition/青山スパイラル(東京) など。
https://cargocollective.com/tatsunorinagura
左:砂塵の彼方ー差し示すー、右:砂塵の彼方ー海底から吹く風ー / 2021
左:Fountain#4 Touch、右:Fountain#2 Drawing / 2019
1987 静岡に生まれる
2016 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻彫刻研究領域 修了 博士(美術)
2022 アーティストコレクティブ「GAZO」を服部公太郎、植田工、鈴木啓太と結成
彫刻と映像の領域を横断しながら、伝統的な素材からデジタルまで様々なものを用いて、ヒトの認識に関わる作品を発表している。
扱う題材は、彫刻というジャンルから着想を得たものから社会性を反映したものまで多岐にわたる。
2022 瀬戸内国際芸術祭2022 本島と丸亀市市民交流活動センターマルタス(香川)
2019 Venus Bound Whitespace(UK)
2016 発信//板橋//2016 江戸-現代 板橋区立美術館(東京)など
JUST STONES / 2022
JUST STONES / 2022 「瀬戸内国際芸術祭2022」
1988 東京生まれ
2016 東京藝術大学大学院美術研究科 修士課程彫刻専攻 修了
自然環境下でのアースワーク的な作品や、自然物を用いたインスタレーションを主に制作している。
取り扱う素材は自然物の他に、海岸に落ちているプラスティックや、街中のコンクリート片なども多い。
近年はこれらの素材を用いた平面、立体作品も制作している。
また、アーティストユニット「鯰」のメンバーとしても活動している。
2021 「木を見て森を見る」(Kana Kawanishi gallery,東京)
2017 「木を見て森を見る」(DEN5,東京)
2016 「尊景地水」(BLOCK HOUSE,東京)などがある。
Drying radish / 2021
sewn tofu on the rock /2022
1987 茨城生まれ
2014 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2019 ロンドン大学ゴールドスミスMFA修了
2017 – 2020 在外研修員として(野村財団 / 2017、ポーラ美術振興財団 / 2019-2020) 英国ロンドンに滞在
近年では労働における力構造や制度と実状のねじれなどを問いながら、現代社会の産業的構造、個人の不安や欲望などを分解し、暗示的なモチーフと組み替えたシュールレアリスティックな彫刻、映像作品を制作している。
2022 「Traveling the hole」福島葛尾AIR
2021 「Synthetic Mediart」Art Shelter 台湾
2021 「主体と客体」ポーラ美術館アネックス
2020 「Temporary Satisfaction」個展 The Fizrovia Gallery / London
2019・2021「中之条ビエンナーレ」
2018 Deptford X / London など国内外の展覧会に参加
https://www.hirokiishikawa.net/
Monday Morning / 2019
Masquerade / 2021
美濃加茂市
公益財団法人 十六地域振興財団
公益財団法人 朝日新聞文化財団
みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム
伊深まちづくり協議会